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Kawazポータルから移行/GlobalGameJam2013に参加して

※公開:2013.2.8

前置き

メインのブログからリンクする前提で書いたため、GGJ参加メンバー、Kawazメンバーが当然知っているような事項でも、いちいち説明を加えてあります。

はじめに

2年ぶりにGlobalGameJamに参加した。 数日間打ち込むようなイベントはしばらく参加できていなかったので、時間が何とか取れそうだったということもあり、参加することに[^1]。

GlobalGameJamとは

テーマが発表されてから48時間でゲームを作る、というイベント。世界同時開催であり、2012年実績では世界で1万人もの参加があった大規模なものである。札幌では2011年から開催されており、私は2011年は参加したものの2012年は不参加だった。 なお今年の札幌では、ゲーム制作者だけで57人が参加、その他見学者がいた。

出来たゲーム

イチの、みち

「イチ」が音を捜して旅するというゲーム。

イチのみち スクリーンショット

自分が作ったもの

私はミニゲーム1種とコースセレクト画面を作成した。途中「道」を辿るためのミニゲームが全部で3種類あるのだが、そのうち1種類を担当している。当初はゲームが2つのみ決まっていてプログラマーが3人だったため、コースセレクト画面のみを作っていたのだが、その後早いうちにコースセレクト画面の設計が出来てきたため、一つ追加のミニゲームを担当することになった。

今回は3人C++プログラマーが集まっていたため、DXライブラリを用いてコードを書くことに。DXライブラリそのもののみならず、グラフィックを多用するゲームを作った経験が浅いため不安もあったのだが、DXライブラリを実際に導入して試してみると意外と簡単で、またリファレンスマニュアルが非常に分かりやすかった(「何をしたければどの関数を使えばよいか」が引きやすい)ため、予習の時間がそれほど取れなかったものの、何度か触っているうちに要点が見えてきた。この辺の実際にコーディングしてて感じたこととかは別項目で詳しく書きました

感想とか反省点とか

純粋に、今回の時間制限の中でコーディングが追いつかない部分が多すぎたなと感じた。これくらい書けるかな、と思っていても、ゲームの仕様をプログラムに落とし込むにあたって設計が簡単ではなくて時間が取られたりとか。

ただ、時間配分はそこそこ上手くいったと思う。最後に焦るのは仕方ないのだが、それでも最低限の動きが見せられる状態にできるよう時間を取ったり、あとはこまめにバックアップを取ったりとか。

3人のプログラムを合わせたものがすんなりと動いたときはホッとしました。

ゲーム考案の打ち合わせでネタはそこそこ出せたかな。ただネタは多数上がってきたのだが、具体的にどういうゲームに持ち込むか決めるのに苦戦した。個別のネタも必要なのだが、「こうやれば全体のゲームとして面白くなる」というのももっと考えるべきだった。

細かいこととしては、会場に寝袋か布団を持ち込むべきだった。ちなみに私は2日目深夜は、座面がクッションになってる椅子を並べて2時間だけ寝てました。

最後に

48時間通しの開発系イベントは、本当に2年前のGGJ以来なので、大変だったけど楽しかったです。次回はどうなるかな。

[^1]: と言いつつ、ちょうど忙しい時期になってしまいました…。