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ReTweetが公式導入されることに関するAPIの変更点

  • 2009.10.14追記(/statuses/retweets について)
  • 2013.1.13追記(API v1.1での仕様について)

概要

現在Twitterでは、多数のクライアントがReTweet(他人の発言を自分のタイムラインから流す)に対応している。これはもともと単なるクライアント実装の機能であったが、Twitterによりシステム上でReTweetが実装されることになった。これに伴い予定されているAPIの変更点(http://apiwiki.twitter.com/Twitter-API-Documentation の2009.8.18現在の情報)をまとめた。

変更点

 注意

  • 以下「ReTweet」と言ったときは、すべてTwitterの機能によるReTweetのみを指すものとします。
  • 「認証された」とは、認証情報を送信した状態であることを指します(BASIC認証でユーザ名とパスワードを同時に送信する、など)。

 /statuses/friends_timeline(変更)

認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインを取得する。

ReTweetである発言はこのAPIでは取得されない。/statuses/home_timeline を使うことでReTweetも含めて取得される。また将来的には廃止される予定である。

 /statuses/home_timeline(新設)

認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインを取得する。ReTweetも含めて取得される

 /statuses/retweeted_to_me(新設)

API v1.1では廃止されます。

認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインにあるReTweetのみを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。

 /statuses/retweeted_by_me(新設)

API v1.1では廃止されます。

認証されたユーザについて、そのユーザが行ったReTweetを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。

 /statuses/retweets_of_me(新設)

認証されたユーザについて、そのユーザの発言がReTweetされたものを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。

 /statuses/retweets(新設)

発言IDを指定し、その発言に対するReTweet発言を取得する。デフォルトでは最新100件を取得。最大で1回あたり100件まで取得可能。

 /statuses/retweet(新設)

発言IDを指定し、その発言をReTweetする。認証が必要。またHTTPのメソッドはPOSTかPUT(API v1.1ではPOST)でなければならない。

http://twitter.com/statuses/retweet/1234567890.json のように利用する。

 APIからの返り値(変更)

ReTweetである発言については、APIから返る発言の情報に retweet_details フィールドが追加され、これを参照することでReTweet元などを取得することができる。詳しくは http://apiwiki.twitter.com/Twitter-REST-API-Method%3A-statuses-retweet の末尾にて。

ReTweetでない発言について、retweet_details フィールドがどう扱われるのかは不明。retweet_details フィールドが空である状態になるのか、retweet_details フィールド自体がなくなるのか?

API v1.1では、"retweet_count"フィールドの値を調べることになる模様。