今日の天下一将棋会2の対局の反省会。
←局面1
私が先手。だいたいこんな局面だったのだが、私はここで▲7七角と上がった。そうしたら、相手は△7二金・△5二玉の中住まいに構えて、右銀を前線に送り出してこちらの動きを封じてきたのである。自分はここからどう攻めればよいかが分からず、玉を固めることにしたのだが、相手に先制されて飛車を追い回され、よいところなく敗戦。
この局面ではどうするのがよいのだろうか、と思ってBonanza先生に指してみてもらった。
- 両方Bonanzaで指す
- この場合、お互いが玉を固めあってから攻めるという流れになった。
- 先手Bonanza、後手は私が棒銀で攻める
- この場合も、Bonanzaはあくまで玉を固めに▲4八玉としてきた。これに私が△9五歩と攻めると、▲同歩△同銀▲7七角(局面2)で後手の攻めが続かなくなった。
- 先手Bonanza、後手は私が左銀を使いながら攻める
- この場合、Bonanzaは守備体制を整え、後手の角に自身の角が狙われたら初めて▲7七角と上がっていた。
ということで、結論としては
- 棒銀は石田流本組模様(▲7五歩・▲7六飛・▲6六歩)でも十分受けられる。ただし▲7七角がよい受けになるケースがあるため、本組の▲7七桂は急いではいけない。
- 攻め急がず、防御体制を整えることを優先する
というところか。
←局面2