現在Twitterでは、多数のクライアントがReTweet(他人の発言を自分のタイムラインから流す)に対応している。これはもともと単なるクライアント実装の機能であったが、Twitterによりシステム上でReTweetが実装されることになった。これに伴い予定されているAPIの変更点(http://apiwiki.twitter.com/Twitter-API-Documentation の2009.8.18現在の情報)をまとめた。
認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインを取得する。
ReTweetである発言はこのAPIでは取得されない。/statuses/home_timeline を使うことでReTweetも含めて取得される。また将来的には廃止される予定である。
認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインを取得する。ReTweetも含めて取得される。
API v1.1では廃止されます。
認証されたユーザについて、そのユーザのタイムラインにあるReTweetのみを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。
API v1.1では廃止されます。
認証されたユーザについて、そのユーザが行ったReTweetを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。
認証されたユーザについて、そのユーザの発言がReTweetされたものを取得する。デフォルトでは最新20件を取得。最大で1回あたり200件まで取得可能。
発言IDを指定し、その発言に対するReTweet発言を取得する。デフォルトでは最新100件を取得。最大で1回あたり100件まで取得可能。
発言IDを指定し、その発言をReTweetする。認証が必要。またHTTPのメソッドはPOSTかPUT(API v1.1ではPOST)でなければならない。
http://twitter.com/statuses/retweet/1234567890.json のように利用する。
ReTweetである発言については、APIから返る発言の情報に retweet_details フィールドが追加され、これを参照することでReTweet元などを取得することができる。詳しくは http://apiwiki.twitter.com/Twitter-REST-API-Method%3A-statuses-retweet の末尾にて。
ReTweetでない発言について、retweet_details フィールドがどう扱われるのかは不明。retweet_details フィールドが空である状態になるのか、retweet_details フィールド自体がなくなるのか?
API v1.1では、"retweet_count"フィールドの値を調べることになる模様。